Arduino と 3GIM で作る太陽光発電モニタ

概要

実家のある栃木に太陽光発電所を作り発電を開始しました。作る前からモニタ的なものを設置したいと考えていて、発電所でのデータ取得とサーバーへ の送信部分 を Arduino と 3GIM を使用して制作、データ処理とプレゼンテーション部分は Linux レンタルサーバーを使用して、Web でのモニタができるシステムを制作しました。

構成

自宅での消費電力モニタを作成したときに、電力計測の精度の確保は自作では難しいことがわかったため、その部分はパナソニックのECOパワーメー ターというモジュールを使用しています。これは、各種の計測値を Modbusというプロトコルで出力してくれるもので、そのやりとりの部分をArduinoで行っています。得られたデータは3GIM という インターネットへの3Gによるデータ転送が可能なモジュールをArduinoから制御し、最終的にサーバープログラムの動作しているマシンに送信 します。
pvstructure

写真

PV全景。出力13kW。
pv

作成中の Arduino with 3GIM による電力量受信&データ送信器。シールド上に RS-232C および RS-485 変換ICを追加し、さらにその上に3GIM を配置。
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完成した機器
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分電盤に取り付けた機器類。ECOパワーメーターと機器電源(ACアダプタ)のためのブレーカーが意外に場所をとるが、大きめの分電盤にしても らっていたので収まりました。
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