メインページ/Electronics/PowerSupply LM317

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[編集] 1.2 ~ 15V 3A 電圧可変電源

DCブラシレスモーターの実験をしていて、手持ちの可変電源は 300mA しかとれず、容量の大きめな電源が必要になったため、以前作成した電源を直して製作することにしました。

[編集] 仕様

  • LM317T + 2N3055 によるシリーズ型
  • トランス 18V 3A
  • 出力 1.2~15V 3A
  • 電圧計付き

LM350T を買えばよいのですが、手持ちにLM317T があり、昔使った 2N3055 がたくさんあるので、電流ブーストして使います。

以下のページを参照しました。

http://schematiccircuit.com/12v-5a-power-supply-with-2n3055/
http://www.electroschematics.com/1961/lm7805-voltage-regulator/

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01290/

以前作成した電源

Ps1s.jpg Ps2.JPG

緑電子(古い!)のHDDの電源として使われていたユニットをそのまま入れて 12V と 5V を切り替えて使えるようにしたものです。しかし、この電圧切り替えスイッチが曲者で、電源を切ろうとしてスイッチを12V側に倒してしまいそうになったことが何度もあり、危険でした。ので、今回はこの電圧切り替えスイッチを取り去り、電圧可変用のボリュームを付けます。メーターは電圧がわからないと不便なので、電圧計に交換します。


[編集] 回路図

LM317のLTspice モデルを以下で見つけることができました。

http://blog.goo.ne.jp/gokounosurikire_3/e/8d6f271ef6b2ca6745297d2df714b055

http://www.audio-perfection.com/spice-ltspice/hierarchical-blocks-in-ltspice.html


昔、7805 を 2N3055でブーストする電源を作ったことを思い出しながら、回路は以下となりました。

Ps 3a circuit.jpg


[編集] 制作作業

ケース加工完了(右端)。他は同時に作っている5V電源。

Ps3a.jpg

組立中

Ps3b.jpg Ps3c.jpg

2N3055。モトローラの筐体の方が薄くて好きでしたが、出回っていたのはこの東芝製ばかりでした。

それにしても、最近のヒートシンクには TO-3 用の穴が開いているものは皆無でした。しょうがないので、自分で穴を開けましたが、面倒です。

Ps3d.jpg Ps3e.jpg ヒートシンクはケースにちょうどいいサイズ

完成

Ps3f.jpg Ps3g.jpg


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