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[編集] 電源分電盤 Power Distributor
オーディオのスピーカー周りの電源プラグがごちゃごちゃで気分が悪かったので、分電盤を作ることにしました。
[編集] 製作
ケースは木製です。以前は自分で木をのこぎりで切って木工しましたが、頚椎ヘルニアが悪化すると困るので、最近は全部DIY店で切ってもらっています。 木の組付けは木ダボを使っています。木に穴を開けて、ダボという 6mm x 25mm ぐらいの木の円柱を、木工ボンドを付けて挿入するのですが、なかなか強力に付き、見かけもよいです。ただし、穴あけをピッタリに行うにはコツが入ります。たまにしかやらないので忘れていしまうのですが、木口側に先に穴を開ける必要があります。なぜなら木口側にドリルで穴を開けるときにずれてしまう場合が多いのです。木口に穴を開けるということは木の繊維方向にドリルが進むわけですが、ドリルが繊維の方向に流されてずれてしまいがちです。しかし、ずれてしまっても、ずれた位置と同じ位置にマーカーで面側に位置を設定すれば問題ありません。面に穴を開けるのは木口に開けるよりずれることが少ないです。
[編集] 電流計
前々から何か使い道がないものか考えていたメーターをやっと使うことができます。「開度」メーターですが、絶対値を見たいわけでないのでこれを使います。しかしすごい奥行きです。後でネジを外したらわかったのですが、実は中は基板や分流器などを実装する場所を取り付けるための空間が確保されていました。メーターそのものの奥行きは普通のメーターと同じくらいでした。
[編集] 分流器
以前入手した三菱の電力計、単相3線式の電力計だったのですが、2線しか使わなかったため、分流器が余っていたのでこれを使います。
[編集] 露出型コンセント
さて、コンセントは露出型を使います。これが曲者です。
今回、5個使うので、まともに買うと 2,500円もしてしまいます。テーブルタップなども物色しましたが、なぜか固定して使うためのネジ穴があったり、後から開けることができるようなモノがなかなか無い。結局、WK1022 をオークションで落札しました。
このWK1022ですが、問題はケーブル通し穴を開けるときに発生します。
何度かこのタイプの露出コンセントを使いましたが、この切り欠き部分、裏側には溝があるのですが、表面には無いため、ペンチやニッパでパキっとやると表面側が必ず余計に欠けたりして、非常に汚くなってしまいます。今回は以下の方法を試してみました。
アクリルカッターはもっと溝を掘ればいいのですが、この場所では困難です。
というわけで、キレイに欠くには面倒ですが糸鋸、という結論でした。どなたかもっと簡単でいいやり方があれば教えて下さい。あと、松下電工さん、表面にも溝を入れてください。498円もするのだからそれくらい追加できるでしょう。
[編集] 組み立て
ケースにコンセントなど取付けていきます。久々にFケーブルのネジ止めのための「輪」を作りましたが、これでは電気工事士試験は不合格になります。。(輪の先端が根本から離れすぎ)
5個のコンセントからの電線をまとめるには「ワゴ」というものを使います。複数のFケーブルを接続するのに便利です。2~8本用ぐらいまであるようです。なお、今回秋葉原で何軒か店を回りましたが、ワゴを置いてある店は無く、同等品(未来工業など)のみしか見つかりませんでした。
配線完了
[編集] 完成
前と後ろ
パネル正面と設置したところ
現在、カセットテープのMP3化作業中のため、カセットデッキとPC、です。いちおう、電源まわりはスッキリしました。PCの巨大なACアダプタは配電盤の内部に収めたので、これもその辺にゴロゴロせずナイスです。